新築住宅を建てる際、ほとんどの皆様が利用されるのが住宅ローンですね。 住宅は、一生に一度の高額なお買い物です。手続き・審査・金利・手数料等、 面倒くさく難しいことが多いです。

建築をご計画される前にもう一度確認しましょう。

 

下記事項は金融機関等で異なります

■手続き・審査

① 金融機関へ行き住宅ローンのお申込みの旨を伝えますと、事前審査(仮審査)のお申込みをすることになります。 この仮審査とは、本審査の仮の審査となり必ずしも本審査OKというものではありません。 仮審査と本審査の判断基準は全く別ものとなります。
主にチェックされる項目は、・返済負担率・自己資本割合・勤務形態・勤続年数と言われております。 審査期間は約10日から3週間前後が目安になります。

② 仮審査OKになりますと次は本審査のお申込みになります。 本審査では、借入の最終的判断を要するため厳格に行われます。

③ 本審査OK後、通常、融資の実行日は建物が完成した後に支払われます。しかし、建物が完成する前には何かしらの支払資金が 必要になります。そこで、融資実行日までに支払資金が必要なときには「つなぎ融資」というものを利用します。 住宅ローンを担保に事前に融資するという商品です。

■金利

住宅ローンを組むときに悩む一番のポイント。それは、なんといっても、変動金利・固定金利のどちらにするか?ということだと思います。 固定金利とは、一定期間の間金利が変動しない金利のことで、2・5・10・15年等、金融機関等によって固定期間は様々。 変動金利とは、支払いの際に金利の変動があること。しかし、固定金利より低い金利が設定されてます。

■手数料・保証料・保険

住宅ローンでは、融資のために様々な手数料が発生します。ローン取扱手数料・保証料※・繰上償還手数料など金融機関によって様々です。 また、借入お申込み者に団体信用生命保険、担保となる物件に火災保険等、建築費以外に必要な資金がかかります。 事前に確認することをお勧めいたします。
※保証料とは、保証会社(金融機関が指定した事実上の保証人)に保証してもらうための手数料。