地鎮祭から建物完成までの一連の流れです。

1. 地鎮祭

「地鎮祭」は工事に先立ち、敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永らくその場所に建っていられることを願うお祭りです。

2. ベタ基礎工法

「べた基礎工法」は、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建 物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ流すことができます。しかも、軟弱地盤でも「不動沈下」を起こしません。 施工手順は、まず配筋を組み、組み終わった時点で検査機関による『配筋検査』があります。ここでは、鉄筋の太さ、鉄筋同士の継ぎ手の補強具合、立ち上がり部分の寸法等の検査を行います。

3. 基礎完成

配筋検査完了後、床部分にコンクリートを流し込み、次の工程に入るまで、ゆっくり養生させます。

4. 建て込み

基礎工事が終わると、柱の建て込みとなります。土台にあらかじめ掘ら れているほぞ穴に、柱下部のほぞを差し込んで建てていきます。柱の上部には胴差しや桁を載せ、建物全体を一体化にします。

5. 上棟式

「上棟式」は無事棟が上がったことに喜び、感謝するものです。つまり、 上棟式は「儀式」というよりも施主が職人さんをもてなす「お祝い」と言えます。工事に関わった人が一同に会し、今後の工事の安全を祈願 し、お互いの協力の元に家をつくり上げていこうとする意思表示の会でもあります。

6. 外壁張り

まずは外壁下地に防水シートを貼っていきます。防水シート施工後、外装材(サイディング)を施工します。この工事が完了すると、外観のデザインも分かるようになります。

7. 門・境界・犬走り

敷地境界部分はブロックを積み、その上にフェンスを立てていきます。ガレージには、コンクリートを打ちます。

8. 完成

外装、内装、設備の工事が完了し、各所の検査を終え、専門の業者に室内クリーニングをさせた後、建物の完成となります。